仏さまの腕の中

96歳だって!

   どうしよったん?心配しとったんよ!
       (どう、してたの? 心配してたのよ!)

   倅から「ジーンズ詐欺」に遭った日、従姉妹に電話した。思い切って・・・の相手なんです。
   
   私の父親の弟の娘、三つ違いの従姉妹なんです。墓所からクルマで30分くらいの近くに住んでいます
   お互い嫁ぎ他県に住んでは居ますが成長するまで仲良く育ちました。
   叔父夫婦は理由有って離婚しました。従姉妹(久美といいます)は二人姉妹の姉、しっかりさん!
   母子家庭を支え、気が付けば年上の私より・・・お姉さんしてました。


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   二年ほど前、入院した私。たまたま、帰省中の妹(久美の妹・神戸在住)が私に逢いたい~とのことで
   連絡が有りました。外出先と嘘をつき従姉妹姉妹のお見舞いを断りました。
   入院は内緒の私、懸命に断ったけど、きつい口調だったかもしれません。

   対応の気まずさもあって今日の日まで電話一つ掛けないで負い目を感じつつ反省有り・・・の私。
   「オレオレ」の倅をだしに久美宅に寄ることにしました。

   「お墓掃除ののかえりなんよ。今からいっていい?」たった一言言っただけなのに・・・
 
   返ってきた言葉、それは私の事労う思いやりのある言葉。どう、しょったって?
   いきなり涙声になっていた私。「それが~~っ~と・・・」声が嗚咽に変わった。
   倅親娘(おやこ)と一緒のクルマの中、ガマンすると泣き声が嗚咽になった。こんなこと初めて!
   エッ・エッと3~4回続いたけど。それで納まった。予期しない事だった。

   涙めっ!甘える所を、場所を知ってるのか? 鬼のかく乱なり!
   しかし、倅に見られることは困る、困ったヨ。(今から考えると何気に・・・母の事被ったのかなぁ!)いい歳して。


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   久美は表に出て私の事待っててくれた。何年ぶりかの訪問になった。俄かに叔母の事が気になりました。
   結婚を機に久美の家で、母親は同居しています。親娘は言いたい放題でもう何十年も生活してるんです。

   元気なのかな?施設のお世話に~?いくつになったのかしら・・・あれこれ奥の部屋までの長い事!
  
   炬燵に足を突っ込んで、ニコニコ笑顔で待っててくれた叔母が居た。元気そうだった。しっかりした記憶
   「この11月には96歳になるんよ!瀬戸内寂聴さんと同じ年!」 そこで私から質問。
   ♪~私はmarri,兄弟の名前、上から順に言って見て~♪ すると読むようにコロコロと・・・正解!
 
   しばらく、思い出話も尽きぬが予定も有ったりして切り上げることに。ソファから立ち上がる時よろめいて
   それを利用して叔母の懐の中に。「ハグしてお別れ」と飛び込んだ。ホッコリと温かいぬくもりが有った。
   「お前をこうして抱いて守りをしとったよ。」覚えはないけど、可愛がって呉れてたんじゃ!ギュッとしがみつく


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   叔母の笑顔はにこやかで、可愛くって、いつまでもこうしていたかった。仏さまの様なやすらぎ!
   
   クルマの所まで、大急ぎで帰ってきた。倅が「見てみて!」と指さす先に、玄関先までいざってきた叔母が居た
   歩けないのに後追いしてまで送ってくれるなんて!叔母さん。アリガト!ありがとうね!
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by kazumi1171713 | 2018-05-24 22:50 | Comments(14)

年よりは置き去り

  ふる里は・・・

   「ジーンズの店、寄っていこうかな?」と倅。
   いいよ。一本くらい買ってあげるよ!と軽く答えた優しい母!

   お墓参りに息子、孫娘、婆の親子孫三代編成で出かけた。綺麗に片付けてくれた。
   時間はたっぷりある。生まれ育ったふる里は児島(倉敷)今やジーンズの児島として世界にその名を馳せている


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   私の幼いころには、全国から女子工員さんが集団就職してにぎわっていました。
   縫製業が高い技術もあったかもしれないが何かと先取の気質の先見の銘が有ったのかな!

   学生服から体操着、スーツの制服・・・そして現在のジーンズの町とか言われているらしい。
   ジーンズに縁のない私は、牛にひかれて、善光寺へ~ってな調子で。


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   どこの家庭も何らかの形で縫製業に係わっていたように思います。
   しかし、多くを語るにも私が過ごしたころから、ゆうに・・・50年も月日は流れ。

   それでも、テレビ番組などから、そこそこの話題を識らされ、その大きな発展に思い出が重なります。

   「3万円出るけど!ホント、買ってくれるんね?」 オット~~~ゥ!
   ジーンズ一本って・・・そんな値段す・ん・の?

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   何の変哲もない町はずれのその店には入らず、車の中で待っている。
   連休中なのか、他県ナンバーや、ペアのハーレーやら、外国人の人々が出たり入ったり。

   そして、どの人も表に立ちカメラに店舗を収めている。みんな同じことをしていた。
   車内から、そんな風景をウオッチングしているだけで退屈しなかった。


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   どうしてこの店を知ってるのか?みんな何で調べて・・・ここまで?
   半世紀前の人間には謎だらけの現象だが。今の若いものには決して珍しいことではない。全てスマホの世界!

   倅が言うには、東京八王子に居を移したが、この店がもともと本店。世界の人が来るよ・・・だって!
   何も知らない優しい母は、詐欺に遭った狼狽える者に変身ス(泣)


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   しかし
   倅(孫娘も)、いつなんどき話しかけても、手にはスマホが握られていた!ここだけの話!!!   
   この人の 親の顔が見てみたい!
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by kazumi1171713 | 2018-05-15 20:39 | Comments(18)

いつものこと!

季節は巡るよ

   「その上。そこから左のも・・・」

   チョキン・チョキンと芽吹いた若葉を切り落とすのは倅,杖を振り煩いのはアタシ!

   待ちかねていたにわか植木職人、GWにお仕事、良い働きをしてくれます。


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   年末の選定でもう少し低くしてもらえばよかったのに。
   高い所の若葉は、手の届く範囲内で摘み取ってもらいました。でも・・・この先、育つよ!

   実は昨年ほどではないけど。いっぱい、頑張ってくれてます。小さ目ながら昨年は大豊作!
   沢山の梅の実、昨年はお友達に差し上げました。自分用は南光梅を買います。

   忙しいくせに毎年10キロ以上の梅を漬けます。息子宅へ送ることも無し。
   シクジリを沢山重ね、美味しい梅の漬け方を何年もかかって取得しました。


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   毎年、手を受けて待ってる人々に、誇らしげに渡す時のアタシの顔、自分でソーゾーして今から嬉しい!
   
   「みてる」
   一年経つと、このころになると、我が家の梅のお漬物も程よく「みてて」しまいます。
   みてる・・・って、広島弁で「無くなる」という意味です。

   ついこの間、梅もラッキョウも漬けたような!早や、一年経ったの?
   重いの、疲れるの、面倒くさいの・・・あれこれ理由を付けて、漬ける・漬けないハッキリしない高齢者さんです。


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   さてさて・・・
   倅は、一日の夕方、いつもの電撃的連絡なしのご帰還。「メシ、ある~?」と!

   婆は倅の後ろをギロリ! ★~今回は、一人ぽっちか~★ 待ち人孫娘の居ないことを確認す

   次の日
   授業を終えて、新幹線に飛び乗って、高校生になった孫が、一人で追っかけご帰還!わぁ~い♪

   一週間、口の付いた小雀二人、忙しくしていました。
      「来て嬉しい 帰って嬉しい また来てほしい!」 バタン・キュー!
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by kazumi1171713 | 2018-05-08 17:51 | Comments(18)