むかし噺

 信じる?信じない?

   JR 三江線が廃線になった。

   広島県の北の街、三次と島根県の江津まで108キロを結んだ88年の歴史にピリオド。

   ゴクローさん! 4月からはそれぞれの町を路面バスで繋ぎます。

   こうして、車社会はどんどん発展の一途をたどっていくのでしょうか。
   県北の町は足を奪われ、不自由になるばかりですよね。


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   瀬戸内の町の我が家、日本海にも太平洋にも200キロ程で、高速道路で結ばれています。
   伯母(父の姉)が鳥取に住んでいたので、何かと山陰へ出かけることの多かった私です。

   長距離運転は、それ程苦にはならない私でした。・・・っていうか運転大好き人間なんです。
   35年前、中国山地をぬう様にして中国自動車道が在りました。

   この道を少し利用して、自在に山陰の町へ向かうコースが短時間になるのでいつも利用していました。


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   さて、その夜
   (中2の倅と、島根県沖の隠岐島へ行くこと。明朝早い船便に間に合わせるため、夜走りする)

   6~70キロ先の峠越え、中国道、鳥取街道という、慣れた路を二人旅
   行きは殆ど上り坂、うねうねと曲がり当時は道幅も狭く、工事もされてない昭和(57年)の悪路!

   峠に差し掛かったころ、体中がワナワナ震えた カーラジオを音量一杯にして気を紛らわす。。
   一秒でも早く、この難所を通り抜けねばならぬ・・・と、震えながら前方を睨みつけていました。

   血の付いた白い着物を着て、棒切れを付き、誰かが立っている姿が、一瞬見えた(?)
   震えは、全身に伝わり。停めてはならぬ、走り抜けなきゃぁ~とわが身に教える。


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   助手席でコックリしている倅に、話しかける。
   「もし・・・血の付いた服のオバサンが前に立ち、乗せてくれって言われたら・・・どうする?」

   フツーに話せた。乗せるよと、事も無げに言われ、何事も無い気に答えたヨ。
   (このやり取りは、先回の記事の通り)
   いつの間にか、震えも治まり、他愛ない深夜ラジオを聞きながら、鳥取県に入りました。

   ウチから7~80キロ北へ、中国山地の山懐で、突然に襲われた震え!
   とっても怖かった・・・です。


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   旅から帰って。
    待っていたかのように、お向かいのガソリンスタンドの店長がコーヒーを飲みに。

   「何事も無く元気で帰ってきたね。〇〇辺りで立ち往生か事故にでも遭うわねばいいのに。
    プロの運転手さんも転落事故したり、脱輪、事故など・・幽霊も手招きする所深夜走行は勿論しないよ」

   今夜出かけると、息子さんが言った時、止めることも出来ず、無事に帰ってくることを祈っていました。
   エ・エッ!そんな話が有ったの!知らなかった!「引っ越してきて間がないもんな?」
   

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   そんな話、悪いジョーダンかと、笑いながら聞いていた。
   別の人に、話したところ・・・怖くなってきました。

   彼は実家が大阪なので帰省は就労後、県北の峠を利用し中国自動車道を使い、池田まで走るコースを使っていた
   当時は山陽道が赤穂(兵庫)近くの備前までしか繫がって無かったのです。

   かくかく云々。突然襲われた悪寒と恐怖心、得体のしれない幻覚(白い衣装のオバサン?)

   「そうや。儂も車の前におばさんが立ち塞がり、動かんねん!どないしても妨害すんので~」
    車から降りて、適当な石ころを拾い、投げてやろうと・・・振り向いたがどこにもいない!
   恐ろしくて、猛スピードでその場を離れた。ありゃぁ、事故起こすで!

   いつもなら、そんなアホなって、思う私が頷いていた。有りぃよ!招かれかねないよ!


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   その後、道路は拡張、新道が出来て何事も無く、交通量も増えました。

   長く住んでいる人、土地の人たちの中にも、こういった話をする人もいます。
   私は、40年近く経った今、なんだか悪い夢のようだった様にも思えてきます。

   でも
   あの時、あの時間、あの場所で・・・鳥肌立つ寒さに襲われたことはなんだったのだろう!
    
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by kazumi1171713 | 2018-04-05 21:54 | Comments(16)

Commented by agsmatters05 at 2018-04-06 00:07
キャーmarriさん、怖いよ。
なんだか嘘や冗談とは思えないよおおお。
無事もどってこれてよかったねえ。
息子さんのおかげ、かもね。
Commented by agsmatters05 at 2018-04-06 00:09
それにしても、また名場面ばかりのフォトですな。
写真とお話と2度読まないといけませんな、この記事は。(^-^)


Commented by mittyan-buhibuhi at 2018-04-06 07:14
怖かったですね、そう思い込むとよけいに怖くなりますよね。

明るい日差しの中の春の花々、好きです〜(*´∀`*)
Commented by akera_s at 2018-04-06 08:34
こわ~~~いお話
私共の近くの地域にもこんな話がありました。
写真のスミレ可愛いですね。
Commented by yokkosan3 at 2018-04-06 11:28
勇気ある行動ですね。
marriさんの行動には脱帽です。
でも今考えるとぞっとしますね。
どの写真もとっても素敵です。
Commented by Hsrolayqq at 2018-04-07 20:12
こんばんわ
怖い怖いお話です。現実にあるんですね。
とうとう廃線ですか?
もしかして日本一高いところに駅があるところがあった線路ですか?残念です。
Commented by jugeme at 2018-04-10 13:22
お久しぶりです。
何やら怖い体験、下の方までさかのぼって、
おっかなびっくり読ませていただきました。(笑)

お孫さんの高校入学おめでとうございます。
やはり若い人と話すと元気もらえますね。
Commented by cosumosu52 at 2018-04-10 16:34
そんなことって本当にあるのかもしれませんね。
恐かったでしょうね~
山中の運転は昼間でも恐いです。対向車が来ると安心するんですよね。
そうそう、写真が撮っても綺麗です。
花桃?スミレも綺麗に撮れてます。
水面に映り込むアオサギの飛翔の写真に、心奪われました。
Commented by marri at 2018-04-10 18:39 x
パソコン 直りました。
返事遅く成りました。これからまた頑張ります。

私に霊感とか六感が有るわけじゃ無し。そういった現場は事故を呼ぶのでしょうか?
Commented by marri at 2018-04-10 18:41 x
ミチさん
元気ですね。身体気を付けてね。
ウチに咲いた花です。褒めてもらって嬉しい。これからもがんばります。
Commented by marri at 2018-04-10 18:43 x
小夏さん
たまたま、事故の多い所で経験したお話です。
以来、夜中は通りませんよ。中国山地の自然いっぱいのいいところです。
Commented by marri at 2018-04-10 18:46 x
akeraさん
何も知らないってことが幸いしました。
事故の多い所だったんですね。手招きさせられてそれで・・・なんて!
全身の震えが納まるのは倅の言葉でした。怖かった!
Commented by marri at 2018-04-10 19:02 x
hsrolayqqさん
パソコン君、使えなくなってました。返事遅くなってごめんね。
いつも、温かいコメントありがとうね。私は読み逃げばかり。すんません。
こんな話有るんですよね。予備知識ゼロなのに、悪寒のっする現場を通って味わったのです。事故を招く幽霊さんか?
Commented by marri at 2018-04-10 19:09 x
yokkosanさん
私と同年齢かなぁ~?そう思っていました。貴女は若い!前向きの生き方。
こりゃぁ~、負けてらへん・・・・と鉢巻巻きなおしました。
こんな話、信じられませんか
Commented by marri at 2018-04-10 19:12 x
jugemeさん
今年も京都の桜、知らないところ、いっぱい楽しませて貰いました。ありがとう!
後から知ったのですが、その場所は事故の多い所でした。色んな靈が私を誘ったのかな?
知らないで多くの無謀な運転をしてきた人生です。この頃になってゾッとしています。
Commented by marri at 2018-04-10 19:16 x
cosumosuさん
嬉しい!貴女に写真の事褒められると頑張れる。でもコンデジだから、こんな程度。
パソコンが故障、ちょっと、間が空きました。返事遅く成ってごめんなさい。
お褒めの言葉を励みにまた、写真撮りに出かけますね!