南紀12景・2
年齢じゃない
「いくつに見えるかな?」
おじいちゃんはニコニコしながら私に聞いた。年齢の話は苦手じゃなあ?
見た目は80代の半ばくらいか? 「80歳前後かな」とチョッピリおまけの返事。
「来年90歳、89歳じゃよ!ヒャッハ・ハ・ハ」 ドヒャの私。
この旅で私は前から2列目の席。私の前にはおじいちゃんが二人。どちらも高齢者。
歩くに難しい長距離とか坂の道は行かないことにしている私。その時はバス車内待機。
大きなバスの中でふたりっきりになったとき、私とおじいちゃん、二人はお喋りに熱中
戸籍調べはひと通り済ませて・・・も一つ切り込んでいく私。
奥さんは3年前、長い40年間の車いす生活の果て亡くなられたこと。
旅行好きだったので、娘夫婦の車で、結構アチコチ行ったとのこと。良かったね!
北陸・石川県からの参加、娘夫婦と妹夫婦の5人で参加。
この日のために毎日軽いトレーニングを欠かさない。常に運動を続けているとは娘さん談
ウン、ウンと頷く私。私だって、この日のために毎夕の散歩は欠かさなかったんだから。
旅から帰ってもまたどこか行きたいから、じえったい歩こうとおもっているんだから!
「最近は台湾2回、ハワイも行ったよ!」89歳とハワイ旅行
自慢そうに鼻を膨らませて「がはは」と笑った。そうだそうだ!と多いに同感した。
89歳のおじいちゃんは人生の大先輩。ご一緒できて良かったぁ~♪
ところで、このおじいちゃんと歩いてもサッサと抜かれるアタシ(泣)
目標を作って、そのことに向かって鍛えよう。
今のこの私は89歳に負けている。ちっとも自慢にならんわい!・・・そう思った。
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トルコと友好関係
みかんと梅の田辺の郷から紀伊水道、太平洋を右に見ながら白浜を通過、串本に入ってきた。
雨は降ってはないけど太平洋の海はどんよりしていた。
♪~ここは串本 向かいは大島 中をとりもつぅ~~~♪
島へは橋で渡ります。ここも来るのは2回目ですが、どことなく変わっているような?
島が低いのでループ橋になtったとか。車内から上手く撮れたものよ。座布団一枚!
マグロの養殖の丸いイカダを見ながら潮岬に着きました。
串本・大島の潮岬です。
樹々が南国的で、瀬戸内とは異なる景観が広がる岬でした。
ここでは本州最南端の証明書を貰いました。
塔に登って遥かに霞む太平洋の水平線を見ながら深呼吸しました。
本日最後の目的地は樫野崎灯台です。明治23年の古い歴史の灯台です。
この岬へはアップダウンの石の敷き詰められた厄介な(私には)路を歩くからと
添乗員さんが待ってた方が良いよと言われました。少しだけ歩いていくとトルコの碑が有って
横に説明書きが並んでいたので。
そういえば、ガイドさんがお話ししてくださってたっけ。読んで下さいね。
トルコの人々はとっても親日家が多いと聞いてます。
こういった事情があって長年培ってきた両国なんだってこと理解できました。
これまでの・・・、私の知ってるトルコのイメージは
日清、日露戦争の頃トルコの国は背後のロシア国にいつも戦争で負けてばかりいて憎んでいたそうな。
そんな折、日露戦争において、小さな島国の日本がロシアの艦隊を日本海で打ち破ったこと。
私は旅行中の不注意で起きたキャリーバッグのタクシー置き忘れの件
大変親切にされた経緯もあって又行ってみたい国に入っていますよ。
トルコ土産屋さんが、あちこちあって、摩訶不思議な風景に驚きました。
灯台から見た景色はこんなだと。パンフレットから転用させていただきました。
旅の一日目は「海」でしたが2日目は「山」ばかりになりました。
by kazumi1171713 | 2016-10-29 20:51