ひとむかし、ふたむかし・・・いつむかしかな!
高齢者講習会
「あのコース、走るんかなぁ~?」
窓から見える景色をぼんやり見て時を過ごしていました。
ここは、市内の丘にある某自動車学校。今日は、ここで半日(午前中)講習を受けます。
「高齢者講習」と言います。
♪~こんな教習所で、運転を習ったのは、もう50年もむかしのことかぁ~♪
今日の受講者は9人、男性3人女性6人の9名です。
時間が来るまで、こうして窓外を見ていて、ふっと50年前の自分の事思い出していました。
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ええさ
50年前の頃、私の町には教習所は無かったです。
毎朝、迎えのバスに乗って1時間、共通の話題で姦しく通ってました。
当時は「普通車」と「軽四輪自動車(軽四)」と別れていました。
受講生の殆どは、男性が占めていて、私のような若い女性は珍しかったです。
勿論、一回で取れる(免許証)なんて、本人はおろか誰も思って無かったよ^^;;
課目は三つ、「法規」「構造」「運転実技」だったかな?
私にとって、得意な科目は無い!運動神経が鈍いし、教授される事苦手な性格だし!
毎日、毎日苦手な教習所通いでした。
当時、一台の車に二人の生徒さん。私と若い男の人が受けていました。
私の先生は岡山県北・新見の人でしたが、方言丸出しで教えてくださいます。
怒鳴られますが、親近感があって、付いて行こうと懸命な私にはいい先生でした。
とんとんと・・・・進んで。
あれは、Sの字カーブだったか? クランクだったかも?
相乗りの彼は簡単に終了したのに私はどうやっても「縁石」に当たって曲がりきれない^^;;
先生はいら立って怒鳴るけど、そうなるとアタシは上がって、ますます失敗ばかり。
「三角窓と、この窓ガラスの ええさに視界が入ったところでハンドルを切るんじゃが」
そうよ!その「ええさ」という単語を昨日は一日中教本から探したのよ!
そんな言葉は出てこなかった。
自分流に運転したらちゃんと縁石もふまず前進した。
「そうよ!今みたいに三角窓のええさをみりゃぁ、簡単なことよ」 とセンセー!
私がやったことは、三角窓と窓ガラスの「間・あいだ」を見ただけなんよ!
アッ!あいだのことをええさだっていうてたんだ!県北の方言だったんだ!
(その時になって思い出した。高松出身の父が「あいさ・間」っていってたことを!)
それからの私はすべてを無事終了して免許証を頂きました。 ・・・・とさ~♪
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免許更新
誕生月より5か月前(4月末)広島県公安委員会から高齢者講習を受けるよう案内が着ました。
希望する教習所へ直接電話申し込みして予約を取ります。
私は5月の申し込みで、7月15日受講日が決まりました。
試験の苦手な私は、当日はきっと舞い上がってしまうぞ・・・と不安でした。
周りの皆も、面白おかしく、ああだこうだとたきつけます。
当日は三部に分かれて受講です。思っていたほどではありませんでした。
「認知機能検査」が講習の主きでした。
コースも、ヤッパリ走りました。これは毎日乗ってる私の事、それなりに通過したような?
最近の私の運転、こわいものが有ります。
ヒヤッとすることが、一日に2~3回は有ります。目が見えにくくなったことと、右手が不自由なこと
それから・・・・忍び寄る老い。
いつも、どこかに、年齢を置いてきているようなアタシ!もう、以前の私じゃないのだ!
最近は、余り遠出はしない(考えない)私になりました。まぁ、無謀な面が多かった私!
高齢者の講習は絶対大切です。
咄嗟の判断が鈍ってきていることを、しっかり学ばされました。
講習手数料は5800円でした。皆さんお世話になりました。気を付けます。
時計
今日は眼科、この後・・・眼鏡屋さんへ。
それから掛かりつけの内科に寄ってと! あぁ~、忙し、忙しい!
見上げると、こんな時計が!眼科医院の待合室で。
思わず
「みぎ」とか「した」って。言っちゃいそうです~♪
いえ!10時7分でした!
by kazumi1171713 | 2014-07-19 09:59