年齢じゃ無い

 
 めでたいナ!

   持ってた袋が急に、フワッと軽くなった!   
   まるでバトンリレーの様なさばきで、その人は、私のゴミ袋を手に早や数歩先を歩いていた。

   一瞬何のことかわからなくて、戸惑っていました。 
   ごみ置き場へポイと置いてから振り返りニッコリ!友人Zのご主人だった。  

   それは一年前の事。

   その日は生ごみを出す日。元気なときはことも無く、むしろ駆け足で持って行ってました。
   人工膝関節の置換手術を受けて一年、足は思うようには快方しなくて歩行に困難していました。

   止めたいのに・・・杖をつくことが当たり前になって。
   そういえば、リハビリの散歩中に「今日は杖をもってないナ。エライ!」なんて褒めてくれるオジサンが居てたりして。  
   
   俯いて、背なを丸め、足もとだけを見つめ、前方はおろか四囲の事には気が付かぬ   
   そんな歩き方はいけないことは、分かっているけど、傷む足腰にはこの歩きしか?

   家から100m程のゴミ集積所までは、術後の私の歩きでは、大仕事の一つに入っていました
   雨の日は傘もさせないので、帽子をかぶって頑張って、急ぎ足で(これは気持ちだけの事)


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   Z氏は毎朝歩いています。その日も歩いてて、前を・・・
   足を引きずってノロノロ歩くbabaを見つけたのでしょう!親切心から引き取り運んでくれた。

   日頃から、元気なゲンキなziziさんとは思っていたけど。
   この様な親切を受けると、わたしゃぁ~、もうもう(喜)

   その彼は、もう少しで90歳になるとか・・・・聞いていました。私とは15歳も年長者!
   サッと真心の手が出る。私にもこんな真似が出来るかなぁ~?無理、無理。


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   三が日が過ぎたある日、Zが夫(Z氏)の写真を、いえ、家族の写真を下げてきた。
   「米寿の祝いしたのよ」
   正月休みで長男夫妻、二男夫妻、それに自分たちの笑顔いっぱいの写真!

   「幸せを絵にしたような笑顔の写真」
   いいなぁ~!88歳でこんなに元気で。貴女幸せね!っていうと「孫がいないのが!」

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   実は倅のPTA仲間だった私達。ウチにはもう成人の孫息子のいるってのに。
   Z氏が45歳の時長男さんに恵まれ高年齢の父親だったとはいえ、未だ孫が抱けず。

   家庭思いのZが、時折このことを話すとき、顔が曇る。
   米寿の衣装、上から下まで全部Z夫人のお手製。ホントに器用な人なんです。

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   この頃の88歳は若いねぇ!
   その時、思い出した。ゴミ袋をサッと手にして運んでくれたこと。颯爽と歩くさま。

   私は10いくつも年下なのに。年齢じゃ無いのね。

   大きな刺激を受けて、あの日から私は頑張ったよ。しっかり歩かれるよう努力しています。
   このところ調子がいいのです。早く元気になってお世話になった皆に少しずつお返ししたいな?

   しかし、弱い立場になってつくづく、しみじみ思うに
   この国の人々は、何気に親切だ!困っている人に対して躊躇なくサッと手が、心が出る!
   そのことを知らされた。良い国に生まれたものだ!自分の事は自分で出来る人にならねば!

  Zさん ご夫妻様
   おめでとう!頑張ったね!良かったね!健康に万歳!
   心を込めて、バラのお花(写真)でお祝いいたします。 


   
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# by kazumi1171713 | 2017-01-08 22:35 | Comments(20)

華麗なる一族

   ヒドリガモ

   ただいま。アタシのカモちゃん達。
   「アレッ!今日は陸(おか)にあがってるの?ランチの時間じゃないのかい」

   家のそばを流れる川に毎年、どこから来るのかな?(ヒドリガモって、山小屋さんが教えてくださいました))
   結構な数のカモの一団が飛んできます。ひと冬過すのよ!

   ピーちゃん、ルルちゃん、クーちゃん、キキちゃん・・・
   彼らは薄暗くなった時刻でも、この川を上下泳いで生活しています。

   でも、夜になるとどこかに帰って行ってるような?朝になるとご出勤!

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   「わたしは、買い物から帰ってきた所。
    ピーちゃん、これからそこを歩くんだから。でも・・・一緒に遊ばないかい?」

   「オー ノー!」彼らはピーちゃん達は、決してわたしと遊んでくれない。これまでも
   散歩していたら、人の気配にバタバタと足元の水際から、飛び立ち驚かされることが何度も。

   水面をヨチヨチと歩いて逃げたりする、後ろ姿は素敵なモデルさんなんだけど。
   なかなか、タイミングよく撮らせてもらえないのだ(泣)

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   急いで裏口からかけこみカメラ片手に飛び出した。
   ヨッシャ。これから散歩に行こう。カモちゃんは逃げるよなぁ~?

   家の裏(向こうから言えばウチが裏)はスポーツジム。川に沿って建つ。この土手はお散歩コース。
   ソロリソロリと! じゃが…敵もさるもの数羽は既に飛び立ち、残る全員も飛ぶ体制。

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   羽を広げて飛び立つ姿はサイコー!でもでも、カシャ(カメラ)と鳴ったときは時遅く。
   最近、このカメラは良いシゴトしません。ナンセ、使い方の荒い主(あるじ)じゃもん!

   足音が近くなるにつれ・・・一羽また一羽と飛んで川の中へ
   寂しくなっちゃった。飛び立つ方に、心奪われて・・・
   
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   ヒョコヒョコと隊列組んで、最後の最後の集団が
   ぬわぁんと!アタシの前を行く。かわゆい!お散歩の先導してくれてるじゃあぁ~りませんか!

   もっと、早く気が付けばよかった。川に飛び立つ姿を追って居たばかりに!
   敵に後を魅せるなんて。今日のまぐれの秀逸作となりました。

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   スポーツジムのお隣は中学校。名前がデッカイの!一ツ橋中学校と言います。
   放課後の校庭ではバスケ、野球、テニス・・・明るい練習風景。老いた身のアタシには眩しすぎ!

   俯き、声に出しイチ・ニ・サン・シと数えながら校庭に沿って一周する。
   たいした歩数にはならないけど、毎日(時々お休み)歩いています。

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   帰り道、いつものピピちゃん達に逢えました。光る川面は冬の川では無いようでした。
   遅くなった昼ごはん、夫々に優雅にいただいていました。ここはえさの宝庫なんです。

   しかし、今冬は暖かいなぁ~♪ 全員土手に集うカモちゃん達を見かけるなんて!
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# by kazumi1171713 | 2017-01-05 22:21 | Comments(24)

♪~まいど お世話になります~♪

ポカポカ陽気

   今日の暖かかった事!
   こんなお正月有りがたいね。アタシ真面目に仕事始めしたのだ。

   この4日間の休みで、どんだけ・・・話したかなぁ~?
   買い物に行っても、散歩しても、部屋を片付けても、なぁ~んも無し。

   メールは多かった。でも、会話無し。右手でお喋り、メールを打ち込むだけ
   みんな、アタシの存在を確認して安心するのかも(笑)

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   開けると、待ってましたとばかり来る人来る人、われ先に喋る。
   こちとらも負けじと返す。あぁ~~ぁ、この幸せな図は?シアワセじゃなぁ~!

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   でも、皆さんは息子・娘家族を迎え、帰した身の上、アタシとは大違い。
   台所に立ちっぱなしの苦労話が、とっても美味しそう。良いなぁ~!

   でも、今の私は充分なおもてなしもできそうにないから。
   「これで、いいのだ!」

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   新年早々、早速友人から届いたお花。
   いっちょまえに、新年の旗も獅子も同居しているので拡大します(どこにいるか分かりますか?)

   明かりもつけず、暗い所の撮影。折角の生花がまずい写真で・・・。ゴメン!
   まぁ~ 「これでいいのだ!」

   そうそう!
   大晦日の夜のお届け物も有りました。独居老人に皆さんは優しいのです。
   オードブルに盛りつけたお料理は我が家の一品からのおこぼれとのこと。

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   「こんなに、沢山に!」
   そう言いつつ、見事に完食したのは、自分でも驚きでした。
   何回かに分けて頂きました。美味しかったヨ!Tさん、今年もありがとうね。

   マァ~、こんな調子で、今年もスタートしました。
   
   マイペースでボチボチ進めていきます。よろしくお願いいたします。
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# by kazumi1171713 | 2017-01-03 21:14 | Comments(20)

おめでとうございます!


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     明るく、希望に溢れた新年を迎えられたことと存じます。
     わたしも「夢」をぶら下げて新年のスタートを切りましたよ!
     今年も宜しくお願いいたします。
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# by kazumi1171713 | 2017-01-01 10:54 | Comments(28)

友だちが一人増えました

敵じゃなくお友達

   「Kさん、悪い結果です」
   主治医の先生はそういってから、Kの後ろを見た。いつもは親友・Aが控えめに立っている。

   一週間前、PET・CTの検査を受けた。上手く説明できないが
   写真フィルムに「癌」の部分が光るとかで、最近の検査は早期発見にと繫がっている。

   主治医の先生はPCの画面で、今までKのフィルムに見入っていたのです。
   その日に限って、Kは一人で来院していました。

   「すぐ手術した方が良いです。貴女は肝内胆管癌です。悪い所を切り取りましょう」

   まるで悪い夢の中で聞いてるような気持ちのK。この頃はストレートに本人に直接宣告するのね。
   Kは稚拙な質問をした。入院、手術しないと・・・どうなるのですか?

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   「持って・・・一年ですね。女優の川島直美さんがこの病で亡くなりました。
    手術したら年3~4回の検査を受けて貰って5年間、何も無ければ安心しても?」

   その時の事 思い出しても不思議な話、淡々と他人事のように聞いていました。
   後から考えるに、毎回付添いくださる親友Aが患者の身で、その彼女の病状をを聞いていたような錯覚。

   こんな話、こういう風に伝えるんだっけ?
   息子さんに来ていただけますか・・・なんて、テレビでは驚愕のシーンじゃなかったかしら?
   なんか・・・手術すればいいんだと暢気なKはフツーに聞けました。先生に全てを託しました。

   「手続きします。外の待合室で呼ばれるまで、待っててください。」

   Kは何時もの様に、いつもの挨拶をして診察室を出た。

   椅子に掛け待ってる間に変化が現れた。ガクガク体が揺れた。両手を組んで抑えた。
   思いもしない体の揺れは名状しがたいものだったが、長くは続かなかった。
   
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   このふた月の間、幾度となく検査、検査で通った道を駐車場に歩いた。
   いつも、親友のAが保護者の様にt付添いさんで付いてきてくれた。Kは自分の方が付添いさんの気分だったのか?

   さっきのガタガタ揺れが嘘のように気分は軽かった。不思議に恐れのないこと!
   ただ、このまま家に帰りたくなかった。誰にも会いたくない、話したくないと。

   くどくど独り言言いながら、何処へも寄らずに帰宅した。氷雨の降る2月の寒い日でした!

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   それは、去年の6月から始まりました。毎月の採血検査の結果CA19・9の数値が異常に高くなりました。
   これは内臓のどこかのガン数値を示しているという事。Aはその時思ったそうです!
   暢気なKは動こうとはしなかった。ところが、その年の12月の検査の結果はもっと高くなっていました。

   行きつけの医師が大きな病院への紹介状を書いてくださいました。
   年の瀬だったので新年あけてからしっかり検査して貰う事にしました。

   新年(今年)の初め、1月6日に初診を受けました。ここもあそこも、時には週3回も通院したり 
   胃も腸も肺も心臓も・・・あぁ~~~ぁ!もう丸裸にされたような。

   高齢者のKは途中、眼科、歯科などの健診も重なり。最終検査の発表が2月末になりました。
   どういう結果であれ、受け入れようと思いました。余り心の動揺はなかったです。
  
   友人Tさん、Yさんがガンと闘っているけどケロッとしている。辛いだろうにって?
   でも、両人とも、いつも明るく屈託なく笑っている。一人になったとき泣くのかなぁ~!
   誰でもこうはいかぬじゃろ!私だったら???

   いいえ・いいえ!
   術後のKは みんなに公表してこの敵と闘おうと思ったよ。以前と変わらず、賑やかで明るかった。
   これまで不思議でならなかったT・Yさんと何ら変わりない言動なんです。

   今の時代、早期発見であれば何でもないのです。受け入れればいいのです。
   結果を聞いてからのKは、聞かなかった頃のKとちっとも変らないのです。

   誰も、強がりで心の中は・・・?と思っているようですが仲間のT・Yさんと会えば
   今夜のおかずの事のように今の病状を語り合います。

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   一年って、早いなぁ~♪
   こんなにも早いことが、嬉しい!春が来たら、また次の一年を過ごせばいいのだ。

   一日いち日を大切に生きることの大切さをを見つけた今、敵は喜びの友だちのような!


  皆様へ

   いつも、訪問してくださりありがとうございます。
   一年間もの長い間休んでいての再開なのに、温かく迎えてくださり嬉しかったです。

   この半年間ありがとうございました。
   来る年も変わらずよろしくお願いいたします。風邪などひかない様に・・・ネッ!
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# by kazumi1171713 | 2016-12-29 11:33 | Comments(16)