手掛かりは ひとつ!
東北なまりの「カメダ」
もう、3~40年前にもなるかなぁ~!
大好きな松本清張の「砂の器」という映画を見ました。
ハンセン病の父親に手をひかれ、6歳の息子が迫害の中放浪の旅するすがた。
芥川也寸志のオーケストラの音楽がいつまでたっても忘れられない。
事件は東京・鎌田の駅で、田舎出の老人が殺されたこと、犯人らしき人は若い男性?
被害者と容疑者が直前に話してた会話の中味は、ズーズー弁での「カメダはどうなんか?」
そういった会話だった。
刑事たちは地図から秋田県の亀田まで飛びますが、何ひとつ手がかりなしで引き揚げます。
退職直前の老刑事の執念の捜査で島根県の「亀嵩」と言う地方で東北弁が常用語とされてる事に行きつきます
行ってきました!
一人運転で、飛び出した目的地は、砂の器で舞台となった亀嵩です。
車に乗ると人が変わる・・・っていう言葉、アレッ、私の為にあるような言葉。握ってしまうと
知っても、知らなくっても道は一つ。これまでの荒い運転、ハンディの身体忘れている?
今年は紅葉って言葉忘れていました。
この時期は紅葉だったんだ。しかも県北に向いている窓外は次々に秋景色。良い事!
亀嵩の町はずれ、湯野神社の隣に碑は有りました。何年来の夢でしょう!
この地で、あの好演の加藤嘉さんが演じて呉れたんだわと大喜びの私。
ここに立つまでに何年経ったのでしょう!
来てよかった。あの映画シーンをダブらせて、老人はノソノソ歩いたのだ!
いま、この亀嵩は「亀嵩温泉」と多々良の郷近くで、年間多くの人々の訪れる観光地となっています。
花より団子
早速温泉へと!所が、ところがその道中の紅葉が余りに美しくて。颯爽と降り立ち・・・・
とはいかないが、降りてはパチリ、またまた降りて(その時間のかかる事。これが一人旅の妙味!
赤い木々に、気後れしたような、黄葉の樹も美しかった。
ここから140キロの道のりを、陽の明るいうちに我が家に着くとすれば、3時には出なくちゃ?
遅めの昼食を頂き、3時前まで亀嵩温泉に浸かる。こんなこと久しぶり。最近のお出かけは温泉抜き。
時間通り3時過ぎには帰途に就いた。帰りは県道をひた走り。クルマは少なくってマイロード!
黄葉も綺麗だったよ!みんな、お化粧して待っててくれたのね。又来るね。バイバイ1
曲がりくねった川沿いの道で、正面に赤い塗料を流したような岩壁を見つけた。
人工的な、ペンキではなくって、自然現象の様なものにみえた。
降りて行って、写真を撮った。分からないけど掲載します。
次の夜、たまたま見かけた隠岐の島の番組で、岩肌に真っ赤なすじが放映されていた。
ここは、火山のマグマの現象とか・・・言ってたけど。この写真程中途半端なく真っ赤だった。
この年になっても、家路を急ぐのも忘れて(ではなく)物好きのbabaしてます。急がなくっちゃぁ!
もう二か所ほど寄ったけど。この話は又にします。機会が有ったらお喋りしたい。
黄葉も美しかったけど、今回はススキを沢山観ました。考えてみると珍しいことの様な。
何かしら幼いころの郷愁が漂ってくるような、それが何かしら?
一人で乗ってても、心が忙しないワタシ。ひとり言ブツブツ!
てなわけで6時前に帰宅でした。なんだか自信が湧きました。心配してくれてる人たちに報告しなくちゃぁ!
事故も無く帰れたこと、良かったデス。あぁ~、疲れたよ!
by kazumi1171713 | 2017-11-11 20:43