友だち
おはよう!
ベル(携帯電話)が鳴った。ウトウトと二度寝していた私。
さっき見たとき6時過ぎだった時計を見ると、7時前になっていた。 誰かなっ?
「下(階下)にゼリー置いといた。冷蔵庫に納めておいてね。行ってきます」
2キロ程離れた所に住むYちゃんの声。言うだけ言うとすぐ切った。出勤前に寄ったのだ。
そろりそろそろと降りてみると・・・沢山の「いちじくゼリー」が。♪~ありがとう!
朝早くからこんなに沢山のプレゼント。複雑にうれしかった。
彼女はね。お料理得意、作ることが大好きなんです。
10年ぐらい前台所をお嫁ちゃんにバトンタッチ。働くことに頑張りを見せてくれてます。
今日の様に「おあそびキッチン」する日は台所を気を使いながら借りる立場になります。
8時からはもう仕事に就いているのね。
我に返って恥ずかしくなった。この時間までテレビを見て寝ている私なんです。
Yさん みんなで美味しくいただきました。美味しかった!ありがとう(ペコリ)
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Kちゃんのこと
「三時草の花が咲いてるね」 この暑い中頑張って咲いていじらしいナ!
あの時、そういいながら、Kちゃんは入ってきた。
ついて出てその花を見た。なんと雑草のような葉に小さなピンクの目立たない花が遠慮がちについて。
誰についてきたのか。ウチの庭のアチコチに目立たずひっそりとそれでも可憐に咲いていた。
そう?三時が来ると花が咲くのね!それで…3時草なんだ!でも・・・
彼女が勝手につけた名前だわ・・・なんて、思っていました。
信じられない。刻の名前の付いた花が有るなんて。
そこで調べてみると
サンジソウは明治中頃に観賞用に渡来して帰化し
サンジカ(三時花)やサンジノキコウシ(三時の貴公子)、ホシノシズク(星の雫)、
ハナビグサ(花火草)など多くの別名を持っています
午前中は眠っています。飾り気のないどちらかと言うと雑草にしか見えない花。
Kちゃんは控えめで物静かな人。私とは正反対の性格なのです。ひっそり静かな暮らしぶり。
それでも春の桜、秋の紅葉の頃は私が強引に引っ張り出します。
その桜が美しかった・・・と、翌年の桜の頃まで寝言のように語ります。そこで翌年もまた一緒します。
あまりお喋りはしなくって、いつも聞き役な人なのに。二人は一緒に出掛けました。
「母が亡くなりました」 彼女の娘さんから知らせが入ったのは3年ほど前の事。
息子と娘さん(彼女の)は小学生時代同級生だったのです。
Kちゃんとは小学校のPTA役員がらみの友だちでした。
三時草を見ると思い出します。咲いてる時間帯に見に行きます。
by kazumi1171713 | 2016-09-11 21:08