風の吹く

八月から九月へ

  涼しくなりました。

  格別な思いで感じています。夏は暑い…当たり前のことなのに!
  今年の暑さはタイヘンでした。この私には堪えましたゾ!あぢぃ~かった!

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  我が家の梅の木、何気なく目に留まったのはセミのぬけがらでした。
  気を付けて見ると、ここにもあそこにも・・・蝉ちゃんたちが。

  でも、余り「鳴き声を聞かなかった夏」のような気がします。時折午前中に集中して賑やかに!
  この蝉ちゃん達は、今頃はもうその一生を終えたのかな?
  目いっぱい生きたのだろうか?今はもう夢の中かな・・・なんて!

  しのびやかに秋の訪れがかんじられます。
  いきなり涼しくならなくっても。も少しチョッピリの暑さにも耐えてみせますよ・・・なんて空威張り!

  蝉ちゃんの生きざまを思いつつ爽やかな風に癒されてます。
  季節は夏から秋へバトンタッチ。これにはチョット願望も入ってて!


                     ★~~~~~★~~~~~★~~~~~★~~~~~★


祥月命日 

  父が亡くなったのは昭和の終わり、昭和61年の暑い夏の事でした。
  終戦記念日(8月9日)が誕生日で74歳と13日生き抜きました。

  脳梗塞によるあっけない死でした。

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  寡黙な性格で友達も少なく、どちらかと言うと一人ぼっちを楽しんでいたように思います。
  趣味は洋画鑑賞。毎日でも観たい・・・といった風に見えました。

  私の性格とは合わなかった。むしろ、私の方が避けていた。
  コホンと咳ばらいがすると何か叱られる・・・と警戒していました。

  世間の仲良し親子を見ると不思議な思いがするばかり。あぁいう家庭もあるのか、と!
  穏やかで優しく物知りな、私のお父さんはそんな人がいいなぁ~♪・・・と思っていた。

  父親と向き合って話したことなど無かった!
  
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  結婚して知った。
  婿殿(夫)と父は会えば二人で仲良く話し合っていた。どちらかに無理がある、合わしているんだ。
  そう思っていたが、全くそうでもないらしかった。

  夫から、男の気持ちと言うものを少しずつ知り父の事も少しわかりかけてきた私
  その矢先夫に逝かれた。父と私を結ぶ糸が切れかかった。

  夫のお墓は実家のと隣り合わせ。私の家から片道60キロの所にあります。
  いつも、気の向いたとき何時とは無しに参る私。いつ行っても綺麗に手入れが行き届いています。

  「お父さんは、お墓なんか参るような人ではなかったのに」と母が私に報告。
  あの父が?私もにわかには信じられなかったよ。

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  ある時
  伯母(父の姉)が弟(父)に向かってこう聞いた。
  「おまえは、年取ったら誰と過ごしたい」「長女(私の姉)だ」当然そういうと思っていたが

  思わぬ答え。意外や意外「私」の名前が返ってきた。伯母はむきになってあおる様に
  「あの子が良いってか?あんなきつくて可愛いげのない子が良いってか?」と念押し!

  どこをどう捻じ曲げて、私の事に及んだか?
  無口な父がとっさに答えた言葉に私は信じられないけど嬉しくなったのだ!ホントかな?

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  8月27日は父の祥月命日。
 
  祥月命日は、故人となった月日ですから、年に一度ということです。
  月命日は、月忌命日(がっきめいにち)のことで、年11度の命日があるということに。
   一般的には、命日といえば、祥月命日を指し、 毎月の亡くなった日を月命日といいます。

  と言うわけで日曜日お墓参りに行ってきました。

  父が逝って2年後姉が逝き、ふた月後追いかけるように母も逝きみんないなくなっちゃった。
  上から三人去り 頼りない私が残って、つたない仏事を恥ずかしながら努めさせてもらってます

  両親亡き実家は寄ることも無く、墓前で手を合わせてひとり言。
  なぜだかその時は心穏やか、可愛らしい娘に戻れます。

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  倅と孫娘は大の大の仲良し。こちらに帰っても行動は常に一緒。
  買い物にカープグッズ選び、お片付け・・・スマホで遊ぶ!なんとまぁ~!

  嬉しい!良かった! 仲良きことは美しきかな!

  今にして私は思う。
  実は私の性格は父親譲りだったんだ。似過ぎていて反目し合っていたんだ!そうだったんだ!

  
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by kazumi1171713 | 2016-08-29 22:23 | Comments(18)

Commented by mamarinn30 at 2016-08-30 07:26
みんないろいろな思いを持って暮らしているんですね。
私の父の祥月命日は昨日でした。
台風接近もあり、大雨だったので、パスしてお彼岸に行くことにしました。

私も父とあまり会話は無かったけど、10年ぶりに産まれた私は可愛くて、あちこち連れ歩いてくれたとか。
寝込んでしまってからは行くたびに、バリカンで散髪、髭剃り、耳掃除がいつしかわたしのやくめになって
いました。
その時のあーーさっぱりした。yちゃんありがとうが、今聞こえたような・・・・・空耳かな。
Commented by akera_s at 2016-08-30 09:15
親とのかかわりかたは皆さんそれぞれですね。
私の父は日常生活の中ではとても厳しい人でしたが
末っ子のせいか父親っ子でした。
marriさんのお蔭で今日は父を思い出しました。
台風で気がめいりますが父とゆっくり話しながら
通り抜けるのをひたすら待ちます。
Commented by ayame at 2016-08-30 10:34 x
私の父は63歳で癌で亡くなりました。
孫の顔を見ずに逝きました。
字も絵も上手で家の中にはいつも絵が飾ってありました。
無口でしたね。
怒られた記憶も無いし優しかった思い出ばかり・・。
marriさんのお話も素敵で小説を読んでるようです。
亡きお父様にmarriさんも愛されていたんですね。
Commented by konatum at 2016-08-30 22:27
ウチのお父ちゃんの命日は、明日。
私が小学二年生の時、胃がんで逝きました。
覚えていることはあんまり無くて、でも、ニコって笑った顔は思い出せます。


marriさんを残して、皆さん、お若くして逝かれたんですよね、その分、marriさんが長生きしなきゃデスね!
お孫ちゃんといつまでも仲良くするためにもね〜♪( ´▽`)
Commented by 山小屋 at 2016-08-31 07:51 x
74歳とは若すぎますね。
今では80歳近い人が海外の山に登っています。
さすが10歳くらい違う人とは足の運びが違います。

60キロ離れたお墓・・・
私には近く感じます。
Commented by marri at 2016-08-31 15:35 x
mamarinnさん
台風による被害はなかったですか?
テレビの画面には驚かされます。怖い雨、川の決壊
どれも目をおそうような景色です。
貴女は恵まれて大きく(育てられた)なったようですね。
お墓参り行ってくださいね。
Commented by marri at 2016-08-31 15:51 x
akeraさん
東北に知り合いは有りません。貴女の事が一番に浮かびました。
こわかったでしょう?今回は貴女の方へ・・・寄ったのね?
家の中に泥水が入ってきて皆さん片付け、防水に追われている姿
心からお見舞い申し上げます。またお知らせくださいね。
Commented by marri at 2016-08-31 18:31 x
ayameさん
貴女のお父様は憧れるタイプです。若い死ですね。
私の事はほったらかしの父も私の一人息子をとっても可愛がってくれました。
不憫さも手伝っていたのでしょうね!
でも、男の子ってつまらないですね。
冷たい息子ですよ。親の顔を見てみたい!
Commented by marri at 2016-08-31 18:41 x
小夏さん
小学二年生って、我が息子も同じです。
貴女のお母さんはタイヘンだったでしょうね。
その後の出鱈目な私の生き方を息子はどんな風に思っているのかな?
私は蝶々の様にヒラヒラお馬鹿して生きてきました。
貴女はお父さんの居ない人には絶対見えない。お母さんはエライ!
Commented by marri at 2016-08-31 20:57 x
山小屋さん
お帰りなさい。お話し伺いたくてワクワクしています。
父の亡くなったときの年を抜いたのは私だけなんです。
姉49歳・母72歳(共に平成元年没) 兄65歳 弟70歳
どうやら早逝の家系のようです、私も負けずに病を背負ってしまいました。
いつの日か一緒に歩けるよう頑張ります!
Commented by Hsrolayqq at 2016-08-31 21:09
こんばんわ
私も父が亡くなりました、親孝行できなくて。。
親は大事にしたいです。
お盆はいろいろなことが頭の中で交差しませんか?
Commented by yokkosan3 at 2016-09-01 15:50
昔の父親って威厳がありましたね。
近寄りがたいような・・・私も親子睦まじい姿をみると
羨ましく思ったものです。
私の父親はどちらかというと厳しいひとでした。
祥月命日は1月の寒いさなかの29日、お墓が近いので毎年
墓参りに行ってます。
数年の間に次々に他界されて大変な時を過ごしてこられたのですね。
Commented by marri at 2016-09-01 20:55 x
Hsrolaiqqさん
息子の仕送りで苦しい数年間が過ぎました。
今なら時間も経済的にもゆとりもとれ、どこかへ一緒に
等と思いますが。淋しいです。
お墓で手を合わす時にちょっぴり嬉しくなります。
ホント!お盆ってそんなアレコレおもいますねぇ~。
Commented by marri at 2016-09-01 21:02 x
yokkosanさん
「姉ちゃんが居るからいいや!」と何でも学ぼうとはしなかったです。
静かなる臓器、肝臓がんは姉に取り付きました。49歳の若さでした。
3年の間に大切な両親と姉を失いました。姉は1月28日です。
28年があっという間に飛んでいきました。姉の孫たちも大きくなって!
みんな、そんな悲しみを抱えて生きているのですね。
寂しい話は似合わないワタシなのにね。テヘッ(笑)
Commented by cosumosu52 at 2016-09-01 21:07
marriさん こんばんは
あっという間に9月になってしまいましたね。
月日はあっという間に駆け巡ります。
暑さ寒さも彼岸まで、もう少しの辛抱です。
親、兄弟、夫と早くに亡くされ、悲しい人生経験を
沢山されていますね。
そこから辛抱強く、慈愛に満ちた人間になっていくのでしょうか。
厳しかった父親から学んだことが沢山あります。
今思うとことわざで色々と教えてくれていました。
「口は災いの元」・・・口から生まれた私(母、姉妹)です。笑)
「武士は食わねど高楊枝」
他にもたくさん・・・今、思い出せませんが
厳しい父の晩年は人生を悟ったようにりっぱでした。
尊敬しています。
終末期に家に帰りたいか聞きました。
「皆さんの良いようにしてください」といった言葉は今も忘れません。

Commented by mebaru-papa at 2016-09-02 12:29
こんにちわ
いつも優しさがあふれる
お話を拝見し心が
温かくなります
まだまだ元気で続けて下さい
Commented by marri at 2016-09-02 18:22 x
cosumosuさん
温かいエールありがとうございます。
台風の被害はなかったでしょうか。心配しています。
旅行して聞き覚えの地名が出ると思わず恐々とみてしまいます。

父はしょっちゅう怒鳴ってばかり。尊敬のかけらもなく犯行ばかり
行けない娘をしていました。でも、今はその優しさが分かります。
力仕事で傷めた身体、5人の子供を育ててくれました。反発ばかりしていた私
心から詫びたい思いで一杯です。遅すぎた!
「その人を知りたくば、友を見よ」
この言葉は両親から頂きました。
Commented by marri at 2016-09-02 18:24 x
mebaru-papaさん
お久しぶりです。元気でダリア見に行かれましたね。
ここ三年間どこへも行かず、良い子しています。
今月は誕生月、暴れまわるド!!