人気ブログランキング | 話題のタグを見る

パワースポット(1)

案内します!

「今度の休み、あなたに合わせます。本郷(広島空港)の紅葉つれてって!」

Sさんに言われました。

彼女は、今も(前期高齢者なの)に、現役で働いています。私の周りにはこういう人多いです。
私達友達内では、一番「旅」の少ない方で、行きたいところいっぱいのようです。

「ヘッ!三景園かいな?」

パワースポット(1)_b0289649_9504733.jpg


クルマで1時間もかからない所。私にすれば仕事前にちょこっと早起きして出かける所かな!

彼女、今年になって、一度も旅行に出かけたことないのです。仕事と介護・・・
毎日、自分の時間削って! 忙しい人なんです。行こっかな~♪

「じゃぁ、一日私に預けてチョーダイ!」
てなこと言って、私の休みの日に飛び出しました。

佛通寺

7時きっかりに、家を飛び出しました。
お隣の町、三原の山んなかに在る古刹・佛通寺には、8時前に着いていました。

パワースポット(1)_b0289649_9552729.jpg


園内の駐車場は、空っぽ。おじさんが、葉っぱを吹き散らしながら掃除していました。
カメラを片手に、朝日を供に、歩く人もチラホラ。

そんな中に入って、私たちも負けず、赤や黄色の葉を楽しみました。

パワースポット(1)_b0289649_95833100.jpg


三景園に直行と思っていた彼女は大喜び。思いがけない紅葉の名所佛通寺にこられるなんて!!!

「30年くらい前に来たことあるかなぁ~」などと言う声が弾んでいました。
私は、こういった早朝に駆け足で巡ります。今回は行きがけの駄賃(?)みたいなもの^^;;

パワースポット(1)_b0289649_9591388.jpg


去年までは出入りしていた庭園も縄が張られ、根っこの保存などと説明書きがありました。
ぽこぽこ土が盛られたところは、猪の仕業だなんて。結構激しい形が!

早朝なので、ゆっくり散策できましたが時間前なのでお寺へは入れなかったです。
人の少なくて、車の出入りのないお寺は私たちに大満足を与えてくれました。

パワースポット(1)_b0289649_10613.jpg


赤い毛氈の敷かれた椅子には花も飾られ、茶店のおばちゃんは甲斐甲斐しく
今日の仕事の支度をしていました。
「今日も忙しくなるぞ!頑張ろうっ!」
背中から、その気迫がつたわってきそうな、きびきびした動き方でした。


宮島へ

彼女は、私の休みに合わせて今日は一日休みを取りました。
「一日中遊べるのに、空港の三景園だけじゃ勿体無い」ってんで
その日、私が選んだ観光地は「宮島」でした。なぜに・・・宮島なのか!
 佛通寺ー三景園ー宮島は、いずれも山陽道から近く、効率よく回れるからなんです。

ただ、宮島はフェリーに乗ります。

パワースポット(1)_b0289649_830983.jpg


たった20分ほどの船旅ですが気分はしっかりエトランゼ。
足の悪い私は船内は移動せず降り口近くに立っていました。

朱塗りの大鳥居が右手に見えてきました。左端っこには五重塔も見えます。
 ♪~安芸の宮島 まわれば七里・・・~♪
なんて聞いてますが、後ろに高い山が見えますね。今日はこの弥山(みせん)に登ります。

パワースポット(1)_b0289649_830562.jpg


修学旅行生の多い宮島です。団体客の生徒さんたちがひしめいています。
桟橋では、多くの鹿さんたちのお出迎え、大歓迎に会います。

外国人の観光客の多い宮島です。
京都に次いで外人観光客数の多い広島県、世界遺産登録後はもっと増えたことでしょうか?

島には4台のタクシーが走っています。
これまで、何度も訪れた島だけど、タクシーに乗るのは初めてです。シーズンなのでフル稼働
待った!待った!30分くらい待ったかも。ただ、私は退屈しません。
鹿さんと戯れるファミリーさん、御断りを頂いてモデルさんに~♪

パワースポット(1)_b0289649_8313156.jpg


大鳥居も、厳島神社も、モミジ谷も!
今日の目的の前では、全てが吹っ飛んでいきます。
観光客の人々をしり目に。タクシーはロープウェイ目指して、島内を走ります。
今まで知っていた事、見ていた事・・・すべて無視して、本日の目的地へ向かいます。

そうなんんです。今日の宮島はこれまでの所とは目的地が違います。
若者たち、外国人の人々に評判のパワースポットに向かったのです。

そこは、弥山(535m)に登らなくっては逢えることはできないのです。

パワースポット(1)_b0289649_8321246.jpg


晴れ渡った瀬戸の海を見ながらロープウェイで一気に獅子岩山頂駅まで!
乗り合わせた人たちと、屈託のないおしゃべりをしてたら、あっという間に!

「こんなところで、会えるなんて!」
船着き場近くの海岸沿いで見かける鹿さんに、こんな高いお山でお出迎えなんて!

詳しいお話しは次回につづく。

by kazumi1171713 | 2014-11-23 09:28