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天比登都柱

壱岐の島

「壱岐・対馬」って唐津の沖、玄界灘に浮かぶ島なのに長崎県なんよね!
行きたかった島の一つなんです。

旅行の日程は、旅行社に合わせます。自分の休みに合った日なんてないです。
仕事を休んで、無理に無理を重ねて出かけます。
今回の旅は対馬が入って無くて^^;; でも、そんなこと言ってられない!

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でも、勝手に休んで、出かけて良かった!花々は咲き乱れ、青い海の美しい島だった!

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前夜、唐津のホテルに泊まりました。7時過ぎに宿を出てフェリー乗り場へ。

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壱岐まで100分(唐津ー印通寺港)、お喋りしてる間に着きました。
足に自信がないので、いつも一行23名さんの最後尾を行く私!
(男性6人グループ、夫婦連れー3組、女性二人ー2組、女性4人連れ、一人参加3名さん)

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小豆島と同じくらいの壱岐島内をバスで回ります。いくつかを紹介しましょう!

最初に訪れたのは「左京岬」
江戸時代、陰陽師後藤左京が雨乞いの祈祷を行った場所。高い断崖の上にある広場です。
満願の日、雨は降らず。あわや飛ばんとす・・・いよいよの時 降ったのです!

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あの先っちょの「赤い鳥居」まで、皆さんは行かれますが、私は立ってるだけでもヨロヨロ^^;;
身体が傾いた瞬間誰かに援けられました。歩行の弱い私のこと心配してくれてた人がいたのです

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「ありがとうね」
「わしの母親も嫁も、奥さんと同じじゃ。心配いらんでぇ~!」ごっつい顔で笑いながら^^♪

よろけた私の足がきっかけで、急に6人グループさんと距離が近づいたような。
仲間内に身体の弱い人がいると、カバーしようって気持ちが強くなるのね。
足腰が弱くなってからの初めての旅です。甘えてはいけないと思いました。

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左京岬近くでは小舟がチラホラ。ガイドさんが説明!
「今、海女さんが飛び降りたの、みえるでしょ!ムラサキウニの採れどき
一日15000円にもなるから海女さん、頑張ってるよ」・・・って!お昼はうに丼でした。

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                           はらあほげ地蔵

満潮に近い水位、潮の引いたところも見たかったな~♪

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                               猿岩

こうしてみると大きな岩の芸術品のような!でもね・・・

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                            横から見ると!


「黒崎砲台跡」

いつの時代でしょうか!こんな大きな砲台が設置されていたのですね。
調べてみました(ガイドさんのお話し、すぐ忘れてしまうのよ)

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第一次大戦後、山をくりぬいて戦艦土佐の主砲を設置した場所。砲身約20m、
口径約40cmの2砲式が海をにらみ、対馬海峡を通過する艦船を射程におさめていたという。

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以前は、下の門からくぐって真下の所まで行き見学できたのですが、今は上から覗き込むだけ。
実際の設定は80年真前の写真から!転載します。

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国の守りは、こんな遠くの島でさえも強固なものだったのですね。


「天比登都柱」 (あまの ヒトツ はしら)

「壱岐」のこと、またの名を「天比登都柱」というそうです。
大和朝廷の全身邪馬台国の時代、海の大国、壱岐海人国という説があるそうです。
古事記の中に壱岐は「天比登都柱」と記されています。

大和朝廷が建ち、神代からその正当性を記すとき
「わが祖先は天より降りて一つ柱を立て、柱を中心に国造りを始めた」としました。
その一つ柱の地が壱岐です。



原の辻遺跡

原の辻遺跡(はるのつじいせき)は弥生時代の環濠集落で、
『魏志』倭人伝に記された「一支国(いきこく)」の王都に特定された遺跡です


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国の特別史跡で、そのほか
 登呂遺跡(静岡県)、吉野ヶ里遺跡(佐賀県)2か所があります。

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史跡が一杯、古い神社も沢山、私たちは短い滞在を済ませ、その日のうちに
フェリー(博多港行)に乗って帰ってきました。
次回は「対馬」へも、わたってみたいなぁ~とおもいました。



夜に入る前の七時前、友達からメールが届きました。
「綺麗な虹がでているよ!」

さっき、帰ったばかりのMちゃんからのメール^^♪
「それっ!!!」
居合わせた4人全員、外へ駈けだしました!キャァー♪ ♪ ♪

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暮れなずむ夕方、七時前の東の空に「虹」が!
じっと見ると、二重にかかっているではありませんか!何年ぶりかの虹!
台風騒動の最中、不謹慎ながら6時前の夕立ちに感謝した私です。

by kazumi1171713 | 2014-07-10 14:25